世界と日本の鑑定機関や会社で信用のおける鑑定機関をご紹介しています。

ダイヤモンド鑑定について

世界や日本の鑑定機関や会社について

通常、ダイヤモンド商品を購入すると「鑑定書」が付属されてきます。
ですが、一概に「鑑定書」といっても発行機関や会社により信頼度が変わってきます。
例えば。A社で鑑定したダイヤをB社で鑑定すると、鑑定結果が大きく違ってくる、なんてこともあります。これでは、折角ダイヤを購入しても不安になってしまいます。


それでは、信用できるダイヤの鑑定機関はどこなのでしょうか。
ここではダイヤ鑑定機関や会社についてお話いたします。

世界の主な鑑定機関

世界的に有名なダイヤモンドの鑑定機関といえば、HRDとGIAでしょう。
それぞれヨーロッパやアメリカの大規模な市場で中心的な役割を果たしています。これらの機関の鑑定書がついていれば、ほぼ問題はないようです(但し鑑定書は英語による記載となります)。

HRD(Hoge Raad voor Diamant:ダイヤモンド・ハイ・カウンセル)

HRDはベルギーを拠点にアントワープなどのヨーロッパ市場で中心的役割を果たしており、四か所のダイヤモンドの取引所を総括する公益法人です。高い信頼性を誇る鑑定機関です。

GIA(Gemological Institute of America:ジェモロジカル・インテスティテュート・オブ・アメリカ)

「GIA」はGemological Institute of Americaの略称で、和訳すると「米国宝石学会」になります。アメリカを中心に広くダイヤモンドの鑑定を行っており、ダイヤモンド鑑定基準の「4C」を考案し、実践と普及をしている機関です。こちらも高い信用性を有する機関です。

国内の鑑定機関

日本にもダイヤモンド鑑定機関は数多く存在し、それぞれの基準に基づいて鑑定していますが、公益法人は存在せず、全て株式法人の鑑定会社になります。その数ある鑑定会社の中でもとりわけ信用のおける鑑定機関としては「中央宝石研究所」と「AGT」が挙げられます。この2機関は評価も高く、実績も豊富です。HRDやGIAが英語表記の鑑定書になるのに対して、これらの機関の鑑定書は当然ながら日本語表記になります。

中央宝石研究所(CGL:Central Gem Laboratory)

中央宝石研究所(CGL)は、HRDと提携しそのノウハウを導入している、国内最大のダイヤ鑑定機関です。国内の流通ダイヤモンドの大半はこの中央宝石研究所の鑑定によるもので、CGLの鑑定書ならほぼ間違いはないと思われます。

AGT(AGTジェムラボラトリー、GIAジャパン)

4Cを提唱したGIAの日本支部にあたるのがGIAジャパンになります。AGTジェムラボラトリーはそのGIAジャパンの研究部門として鑑定業務を行っています。アメリカのGIAと同じく、こちらも高い信用性を有する機関です。


上記以外のダイヤ鑑定機関・会社の鑑定が悪いとはいいません。ダイヤを愛玩する目的であれば、鑑定書など無視して気に入ったダイヤを楽しめばいいのです。ただダイヤを財産として考える場合は鑑定会社や鑑定書は重要性を増します。ココ山岡や全国宝石学協会の騒動を鑑みても、鑑定機関の選択が以前にも増して重要になってきております。
ダイヤモンドは一般人が目視でその品質を見分ける事はできません。それが出来ない以上は「信頼性の高い鑑定機関」の「鑑定結果」を信用するしかありません。
以上のことから、当サイトでは上記鑑定機関が発行する鑑定書(グレーディングレポート)ないしソーティングメモ付きのダイヤモンド商品のご購入をおすすめいたします。

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