シェイプとカットの代表例をイラスト入りでご紹介しております。

ダイヤモンド用語集

代表的なシェイプとカット例

ダイヤの一番ポピュラーな形であるラウンドブリリアン・カットや、それ以外のファンシーカットと呼ばれる代表的なカット例を集めてみました。通常ファンシーカットの方が同じカラット数であればラウンドブリリアン・カットに比べて若干お値段はお安めになる傾向にあります。

ラウンドブリリアント・カット(Round Brilliant Cut)

ブリリアント・カット(多数の切子面が内側から外側に向いたカット方法)の中でも、一番ダイヤモンドの輝きが高まるとされており、人気の高い丸形のカット方法。切子面から効率よく光が入り、内側に反射してキラキラと輝きますので、これぞダイヤというカット方法です。

オーバル・カット(Oval Brilliant Cut)

オーバルブリリアント・カットのことで、ブリリアント・カット(多数の切子面が内側から外側に向いたカット方法)の楕円形版。柔らかさとクラシカルな雰囲気が女性らしさを演出します。

ペアシェイプ・カット(Pear-shaped Brilliant Cut)

洋ナシの形をしたブリリアント・カット(多数の切子面が内側から外側に向いたカット方法)。涙の形にも似ていることから「ティアドロップ」とも呼ばれます。落ち着いた雰囲気が楽しめます。

ハートシェイプ・カット(Heartr-shaped Brilliant Cut)

ハート形のブリリアント・カット(多数の切子面が内側から外側に向いたカット方法)。キュートで愛らしい形ではありますが、カットする部分が比較的に多くなるので高価になりがちなシェイプです。

マーキス・カット/マーキース・カット/マーキーズ・カット(Marquise Brilliant Cut)

ラグビーボールの両端を尖らせた形のブリリアント・カット(多数の切子面が内側から外側に向いたカット方法)。Marquise=「侯爵夫人」の意。エレガント、且つシャープな趣も合わせ持つ歴史あるシェイプです。

トリリアント・カット(Trilliant Cut)

丸みを帯びた三角形のシェイプをもつブリリアント・カットのこと(多数の切子面が内側から外側に向いたカット方法)。別名「ロータリー」とも呼ばれます。

エメラルド・カット(Emerald Cut)

エメラルドによく用いられるステップカット(外周と平行に階段状にカットされる方法)。テーブルが大きく内部での反射が少なめなので、ダイヤの輝きというよりも石の透明度を楽しむ事に向いているシェイプです。

ロイヤルアッシャー・カット(Royal Asscher Cut)

形としてはエメラルド・カットに似ていますが、エメラルドカットが58面なのに対し、アッシャーカットはパビリオン側にさらに2列のステップが追加され74面になり、ダイヤの輝きがさらに増量されています。ロイヤルアッシャー・カットはロイヤルアッシャー・ダイヤモンド社の特許技術(登録商標)になります。

プリンセス・カット(Princess Cut)

1970年〜に登場した比較的新しいカット方法で、ラウンドブリリアント・カットに次ぐ人気があります。四角の形をしていますが、ステップカットよりも多くの光を反射させることができるため、プリンセス・カットの方がより輝いて見えます。

ラディアント・カット(Radiant Cut)

各ファセット(切子面)から集めた光を放射上に拡散させることから、ラディアント・カットと言われています。比較的大きめの石の方がその良さが引き立ちます。

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